霧島山が育んだ、
美しい水のきれいなビール、
いかがですか?
あまり知られていませんが、実は、霧島酒造はビールも造っています。
世界各国で様々な賞を受賞している「KIRISHIMA BEER」、
その魅力とは一体なんなのでしょうか。
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コンセプトは“きれいなビール”
「KIRISHIMA BEER」の大きな特徴のひとつが、霧島裂罅水100%仕込み。「やわらかくスッキリとした霧島裂罅水を活かしたきれいな味わいに仕上げている」と髙橋さんは言います。「2017年のブランドリニューアルの際に霧島裂罅水を活かすため、原料や製造方法の見直しも行いました。他にはない、霧島酒造だけのビールだと自信を持っておすすめできます」
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ビールが苦手な人にも飲んでほしい
気になる「KIRISHIMA BEER」の味わいは…?「飲みやすいというお声をたくさんいただいております。ビールの苦味が苦手だったけれど、KIRISHIMA BEERを飲んで初めてビールを美味しいと思えたという嬉しいお声もありました」と髙橋さんは話します。
霧島酒造でしか生まれないきれいな味わいのビールは、日本だけではなく世界各国でも高い評価を得ており、受賞歴もたくさん。「おかげさまで、多くの人においしいと言ってもらえる味に仕上がりました。基本は5種類ですが、季節限定の商品なども販売しているので、ぜひこまめにチェックしてくれると嬉しいです」と髙橋さん。ビール好きな方もビールが苦手な方も、これまでのビールの印象が変わる“きれいな味”を、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
あらためて知りたい。
ビールのこと
多くの方に愛されているビール。ビールの原料はそれぞれの国によって異なった使い方がありますが、日本では酒税法により、麦芽・ホップ・水のほかに副原料として、米・とうもろこし(コーン)・でんぷん(スターチ)・糖類等を使用することができます。2018年の4月に日本でのビールの定義が新しくなり、この定義によって、海外ではビールのカテゴリに入っているものが、日本では発泡酒であったりします。ビールの主原料の1つである「水」。霧島酒造で醸される焼酎、ビールには南九州のシラス台地に育まれた「霧島裂罅水」が使用されています。おいしい水が、ビールをさらにおいしくする。おいしい水を使用することが、おいしいビールを造る欠かせないポイントです。
ビール
とは
- 麦芽比率50%以上
- 副原料の重量が使われている麦芽の5%以内であること
- 使用できる副原料が定められている(麦、米、とうもろこし、こうりゃん、馬鈴薯など)
発泡酒
とは
- 麦芽比率50%未満
- 麦芽比率が50%以上の場合、ビールでは使用できない副原料が使われているもの
- 麦芽比率が50%以上の場合、規定量を超えて副原料が使われているもの
第三のビール
(新ジャンル)
とは
- その他の醸造酒(発泡性) … 麦、麦芽を使っていない
- リキュール類(発泡性) … 麦芽比率50%未満の発泡酒と麦由来のスピリッツを合わせたもの
毎年様々なビールや発泡酒が新たに発売され、次々に消費されていく現代。
そんななかで「KIRISHIMA BEER」は、1998年の製造以来、
世界のビアコンペティションで数々の賞を受賞しています。
霧島裂罅水を使った“きれいな味わい”は唯一無二。
焼酎造りで培った技術が、世界に通用するビールを生み出したのです。
まずは英国へ醸造修行へ
「KIRISHIMA BEER」の製造開始は1998年。長年焼酎造りを続けてきた霧島酒造が、なぜビール造りを始めたのでしょうか。「本格焼酎造りにも使用している清冽な地下水・霧島裂罅水(キリシマレッカスイ)と、焼酎造りで育んだ知恵と工夫から美味しいビールが造れると考えたからです。本格的な英国風のビールを造るため現地で醸造修行をするところからスタートしました」とビール醸造担当の髙橋さん。なんと英国まで修行に行って生まれたビールだったのです。